静岡県沼津市の千本浜海岸で生後間もない女児の遺体が焼かれて見つかった事件で、住所不定で無職の浅沼かんな容疑者(24)と高見直輝容疑者(20)が死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕されています。
文春オンラインによると浅沼かんな容疑者のこれまでが暴かれていますが、ツケして飛ぶ”ヤバすぎる女”として有名だったのです。
浅沼かんな容疑者は”ツケして飛ぶヤバすぎる女”として知られていた
浅沼かんな容疑者と同伴生活をしたことのあるホストとして働くAさんの証言からです。
タブーが破られるほどの未払金トラブル
Aさんのホストクラブに足しげく通う浅沼容疑者と同伴中。業界では顔見知りの女性に声をかけることはタブーとされているのが、声を掛けられることが多く、その際浅沼容疑者が逃げることもあったと言うのです。
その後ホストクラブ通いでの未払金のトラブルを多く抱えていることを知ったそうです。
ホスト狂いで作った売掛金、300万円の未収用紙書いてドロン
浅沼容疑者はAさんのホストクラブで2か月で300万以上の売掛金(ツケ)を作っています。。Aさんは同業者から「あの女は盗み癖や飛び癖があるから気をつけろ」と聞き、職場や自宅の住所を“未収用紙”に記載させています。免許証のコピーが見てとれます。
その後、GPSの携帯電話を持たせたところでドロン(失踪)したといいます。その時の300万以上の売掛金はAさんが肩代わりしたとのこと。またそれ以外のホスト狂いで作った未払金は20店以上あるのではというのです。
もう一人の子どもの存在
まだ捜査段階のため焼かれて遺棄された女児が浅沼かんな容疑者の子供とは断定されてはいませんが、本人が産んだのだろうと推測されています。
以前働いていた職場の方の話によると、もう一人子どもがいたことがわかっています。
「浅沼さんは今回亡くなった子とは別に、5、6歳になる娘さんがいますよ。職場の方も知ってましたし、実家に預けて自分は好き放題していたみたいです。既に離婚しているみたいですが、浅沼というのは元旦那の姓でしょうね。未収用紙に書かれた両親の名字は違いましたし」
文春オンライン記事より
この職場にも浅沼容疑者の未収用紙に書かれていたのでしょう、連日ホストからのツケの用件での連絡がくるためウンザリしているようです。
浅沼かんな容疑者の逮捕までの経緯
事件内容とあさぬまかんな容疑者と高見直輝容疑者が逮捕されるまでをまとめてみます。
女児発見場所
女児の焼かれた遺体が見つかったのは静岡県沼津市の千本浜海岸です。夏場には海水浴場として賑わい、また人気の釣りスポットとしても有名で休日は未明から多くの釣り人が集まる場所です。
5月27日午前中、釣り人から「子どもが焼かれている」という通報がありました。
生後間もない女の子の遺体を焼き、その場に放置した疑い。捜査関係者によりますと、遺体の一部は炭化していて、顔や体を焼くなど数時間にわたって燃えていたとみられています。
身長はおよそ50センチで、死因は特定できていませんが、 死産ではなく生きて生まれたことが分かっています
朝4時ごろの焚火
容疑者逮捕のきっかけは、現場での目撃情報。 この海岸で朝4時頃焚き火をする男女の姿が目撃されていたのです。この目撃情報を基に防犯カメラの解析などを進めた結果、2人が犯行に関与したと判断。
6月2日沼津市内の宿泊施設にいた2人が発見されました。
2人別々に現場検証
2人をそれぞれ現場に連れていき話を聞いたところ、 供述内容が事件当時の状況と一致したことなどから逮捕に至ったということです。
浅沼かんな容疑者のSNS
浅沼かんな容疑者のインスタ(Instagram)やツイッター(Twitter)を探りましたが、SNSも頻繁に消しては作り直すの繰り返しだったとの証言がありますので、本人確認とまではいきません。
浅沼かんな容疑者に同行していた高見直輝容疑者とは
一緒に逮捕された高見直輝容疑者は20歳で無職という情報しかありません。ツイッター(Twitter)でも本人らしき人は特定できていません。
今後の捜査
今後の捜査は、焼かれて遺棄された赤ちゃんが浅沼かんな容疑者本人の子どもだったのかということで、現在DNA鑑定がされているとのことです。
また、この赤ちゃんが浅沼容疑者と高見直輝容疑者との子どもだったのか、2人の関係性は。
そして、赤ちゃんを産んで殺害するまでの経緯が調べられるのでしょう。どこまで明かされるのでしょうか。
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