満島真之介のバスケ解説が激アツで上手すぎる理由は?「沖縄と家庭で培われていた」

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「羽鳥慎一モーニングショー」でバスケットボール男子W杯の解説を行った俳優の満島真之介さん。その解説が「わかりやすい」「めちゃくちゃおもしろい」と大絶賛されました。

満島真之介さんの見事なバスケ解説力が培われたのは出身地の沖縄と家庭にあるといえるようです。おってみました。

目次

満島真之介さんのバスケ解説が激アツで上手すぎると評判

https://twitter.com/i/status/1697436821351981113

満島真之介さんは9月1日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)で、日本代表のベネズエラ戦の勝利を解説しました。現在同局で放送中の「ハヤブサ消防団」に出演していることもあり、その登場にスタジオは沸いていましたが、豊かな知識とトークの激アツさにうなることになります。

満島さんは、1つ1つのプレーに対し、ファウルの仕組みや得点の流れなど、バスケの基本的なシステムに加え、選手たちの細かい動きから勝因を分析、今大会の特徴についても説明。漫画「SLAM DUNK」に絡めた解説など行いました。ホーキンソン選手の帰化した理由なども熱く語り、その豊富な情報量に皆聞き入っておられました。

そして、パリオリンピックが決まった次の日の放送。9月4日にも同番組に再び登場し、MCの羽鳥さんから「ハヤブサ消防団の方です」と紹介され笑いとともに大歓迎ムードでいっぱいのスタジオでした。

この日は五輪出場が決まったことで番組でその試合と歓喜の瞬間が放映され、満島さんは冒頭「すごいことが起きました。週をまたいで来てしまいました。(VTRを)見ながらあっちでも泣いちゃいました」と言いながら解説が始まりました。

まるで選手同士の会話を聞いていたかのようにドラマチックなストーリーに仕立てていく解説は見事でした。また今回出場しなかった八村塁の決断について「日本のバスケ界のためなんだ」と理解を示し、オリンピックには「八村塁選手は出ると思います」日本の弱点についても「八村がいればいけます!」と力強く語っていました。

川淵三郎氏が「天下一品」と絶賛

1日の解説を聞いた元Jリーグチェアマンで、日本トップリーグ連携機構会長の川淵三郎氏が、ご自身のXで、「今朝のテレ朝モーニングショー満島真之介さんのバスケット日本代表の解説は天下一品」と絶賛し「こんなに明快で分かりやすく澱みなく話せる俳優がいることが信じられないくらい」と投稿されています。

そのほかにも「わかりやすい」「おもしろい」「バスケ愛がある」と絶賛されています。

https://twitter.com/chichi8585/status/1697408297434017970

モーニングショー満島真之介のバスケ解説わかりやすくておもしろくて😂
テレビから離れられず、やっとお仕事開始です😇

https://twitter.com/3d2a964be69841f/status/1698492601131729226

満島真之介くんのバスケ解説の熱さ、いいね😄
暑苦し過ぎないのがいい。
押し付けがましさがないのが心地いい。
解説が解りやすいしプレーヤーへの優しさが伝わってくるし、ウンチクひけらかさないのがいい。
何より見てて聞いてて疲れないし不愉快にさせないのが一番嬉しい😁

最近バスケの解説を色んな番組で見掛けるのだが、バスケ選手の解説は専門的且つ分かりやすく、お笑いの方の解説は素人でも楽しめて。が、俳優(満島真之介)さんの解説は、選手の発した一言の重みや、試合自体にもドラマが感じられ、芸術関係の私にはとても面白く感動がある。

職業柄って出ちゃうのね。

満島真之介さんはバスケットボール選手を目指していた

満島真之介さんの経歴については、沖縄市立沖縄東中学校、沖縄県立コザ高等学校卒業(バスケットボール沖縄県選抜の経験あり)。

高校卒業後、沖縄から上京した当時について「日本体育大学に入ろうとしたけど、ポロシャツの服装を笑われて大学行くのをやめた」とインタビューで語っています。沖縄にいた頃はどっぷりとバスケにはまった生活を送っていたようです。

沖縄のバスケット文化を熱く語る満島真之介さん

満島真之介さんは、4日の「羽鳥慎一モーニングショー」で沖縄のバスケット文化について熱く語られています。もともと沖縄はバスケットボールがとても盛んな土地柄といいます。その理由として挙げられたのが次のことです。

  • Bリーグで昨シーズン優勝した「琉球ゴールデンキングス」というチームがある
  • 米国文化が入ってきたことで、小さな公園にも滑り台はなくてもバスケットリングはある
  • あらゆる公園にリングが常に設置されハーフコートがある
  • ハーフコートでは外国人をはじめ老若男女みんなバスケをしに来るのが当たり前になっている
  • コートで出会った方と“ちょっと1オン1しよう”って言って、1メートル90くらいの外国の方と小中学生の時から練習していて、少しストリート文化が入ったバスケットボールをやっている。
  • 1オン1で強くなることが世界で通用するようになる
  • 沖縄のバスケは子どもからじいちゃんばあちゃんまで浸透している

沖縄にバスケットボールがいかに根付いているかがわかる話です。

満島真之介さんの父親はバスケットボールの指導者

9月1日の毎日新聞で満島真之介さんの実家はバスケ一家だった、ということが報じられました。1998年にコザ中を全国優勝に導いた監督の満島恵作さん(66)一家として、地元では知られているというのです。

コザで生まれ育った父親の恵作さんは、バスケが盛んな沖縄本島中部で幼少期から友人らと競技に親しんおり、高3の時に県大会で19年ぶりのコザ高優勝に貢献したそうです。

満島恵作さん(右)と次男の光太郎さん=沖縄市のコザ中体育館(毎日新聞)

その後体育教員になり、97年にコザ中に赴任し時に、名将の松島良和さんや数々のOBが育ててきた選手を率いて、98年に全国優勝を導いています。また、Bリーグ元琉球ゴールデンキングスの与那嶺翼さんらも育てた選手です。

その父親の元で育った満島真之介さんですから、バスケは生活の一部だったのかもしれません。

満島真之介さんの弟は元プロバスケットボールの選手

バスケ一家の満島家。ここからプロのバスケットボール選手が育たないほうがおかしいのかもしれません。

唯一バスケの道を選んだのが満島真之介さんの弟の光太郎さんです。

満島光太郎さんは、沖縄東中学校、 興南高等学校を経て拓殖大学に入学。「1対1に強い選手」として評価されるなどしながら、2016-2018 ライジングゼファーフクオカ、2018-2019 東京サンレーヴスでプロバスケットボール選手として活躍されていました。

現在は、沖縄でバスケスクールを運営するほか、W杯に合わせたイベント「PICK UP PLAYGROUND SUMMER CAMP OKINAWA2023」の企画者の1人として、「W杯をきっかけに沖縄をバスケの聖地にしたい」と語っておられます。

光太郎さんによると、きょうだい全員が毎日のようにコザ中体育館へ行き、バスケに熱中していたといいます。家族には「体育会系」のルールもあり、姉のひかりさんが「集合!」と号令をかけるとすぐに集まり、気を付けの姿勢で整列していたそうです。

号令係の満島ひかりさん

満島真之介さんがこれほどバスケットボールに詳しく、愛ある解説ができるのは、沖縄という土地とご家庭にあるといえるのではないでしょうか。

満島真之介さんの解説に今度いつ出会える?

満島真之介さんのお陰もありここまで盛り上がったバスケットボールですが、あの見事な解説に次に出会えるのはいつになるのでしょうか。

今のところ何も決まっていません。が、今回の実績が買われ2024年のパリオリンピックで解説者やコメンテーターとして再び登場される可能性は高まっているようです。

日刊ゲンダイでもバスケに関するコメンテーターとしてふさわしい芸能人として、麒麟の田村裕さん、ハライチの澤部佑さん、レイザーラモンRGさん、、ハナコの岡部大さん、ココリコの田中直樹さん、おいでやす小田さん、女優の広瀬すずさんの名前を挙げながら、トークも冴え華があるのは満島真之介さんでは、とその可能性を示されています。

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